2012年2月11日土曜日

道具を上手く使う。

先日、「金谷多一郎・矢野燿大の考えるゴルフ2」を見ていたら、金谷プロが面白いことを言っていた。ドッグレッグホールを考えるというテーマでの話。

左ドッグレッグの攻め方でショートカットを狙うか、コースなりにドローで狙うか、左OBゾーンで危険だから、フェードで狙うかという場合。

打ち方を変えずにドライバーのフェース面のボールを当てる位置によって、フェードやドローの使い分けができるという(下図を参照)




要は最近のドライバーはヘッド体積が増えて、スイートスポットが広くなったから、どこに当たっても飛ぶんだよという理論。

よく練習場で見ていると、インサイドアウトのスイングをわざとしている人をよく見かける。確かにうまく打てた時はドローボールになるけど、多くの人がそのまま右にすっぽ抜けている。

僕はスイングをどうのこうのいうのは好きじゃないし、特にインサイドアウトをわざとする必要はないと思っている。脇を閉めろだとか、頭を動かすなとかそんなのはどうでも良いことだと思っているし、そんな細かいことよりもどうしてスライスが出るのだとか、その根本的は原因を追求する方が大事だと思う。またレッスンでもプロもスイングについて細かいことは一切言わないし、同じようなことを言っている。

で(笑)、金谷プロはスイングを変えずにボールを当たる位置(ギアー効果)によって、ドローもフェードも打てますよと言っていた。図を見ていただいたらお分かりになると思いますが、確かにドロー系の位置で打ったら、ドローもしくはまっすぐにボールは飛んでいき、飛距離も結構でる。


ドロー系(回転)の位置で当てればギアー効果で、左回転が自然にかかってドローになる。


フェース系(回転)の位置でボールを当てれば、右回転が自然にかかってフェードになる。

やり方は、ドロー系フェード系(回転)のボールを打ちたいときはセットアップの時にその位置に構えるだけ。ボールに近く立つか遠く立つ。後はスイングを変えずに打つだけ。

この理論はかなり使えると思いますので、一度練習場で練習してみてください。

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