今日、ヘッドとシャフトが工房に到着しました。明日にはとうとう僕のオーダークラブができあがる・・・。
三浦技研 CB-1006
平成18年発売モデルですが、当時の初代三浦社長がいた時に出たアイアンなので、かなり期待できるというか、今の三浦アイアンは昔ほどの管理がされていないとあまり評判がよくないので、今年の4月発売 CB-1007 と迷いましたが、CB-1006にして良かったです。
ヘッドだけ持ってみるとずしりと重かった。
シャフトの先端をボーゼルに挿そうとしても、三浦のアイアンは穴が狭いためにドリルで加工して、シャフトを挿さないといけないのだ。
有名メーカー(タイトリスト他)のヘッドにシャフトを挿すときはボーゼルの穴が大きいためすんなりと入る。だから接着剤等がつまっているわけだ。またバランスをとるためにヘッド内におもりをいれている。このおもりがまた曲者なのはゆうまでもない・・・。後日談。
※ヘッドとシャフトの接合部をホーゼルといいますが、シャフトが差し込めるようにパイプ状になっている。このパイプ状のホーゼルの内径部分はホーゼルボア(穴)と呼ばれてます。
なので、発送されてきた時点でのヘッド重量よりも数グラム軽くなる。
このわずか数グラムの重量さを気にするなら、三浦に最初からボーゼルの穴の太さも指定しておかないといけない。いや、すんなりと入らないといけないのかもしれないけど、そういう部分が初代社長の時と現社長の息子さんの時代では異なるらしい。もちろんシャフトにもばらつきがあるわけなので、一概には言えないけど。
でもほんまに色々と指定する場合は一割増しの料金+納期が一ヶ月遅れるとのこと。
ゴルフクラブ作りもこだわると大変ですね(笑)
またヘッドの形やネーム入れ、他オーダークラブなのでありとあらゆる注文が可能なのも三浦ヘッドの特徴。まぁ僕は標準で良いし、そこまでこだわりはないのでどうでもいいですが・・・・。(笑)
またスパイン調整のことや他色々と工房店主におしえてもらった。
一流プロになると何百本の中から本当に良いシャフトだけでクラブを組んで、お下がりのはずれたシャフトは2軍、3軍プロが使うという話やシャフトの買い方、選び方等。
ここの工房店主はでインターネットでも全く宣伝していないけど、ツアープロも調整に訪れる隠れ家的工房。かなり几帳面でクラブに対する知識もそうだけど、ヘッドの中にわけの分からないオモリをいれるようなことは絶対しない。
まぁこれが本来の工房の姿かもしれないのだけど、そうでない、素人だから何もしらないことをいいことに好い加減に仕事をする工房もいかに多いことか。いやもしかしたら、そういう工房ってゴルフのこともゴルフクラブのことを何も知らなくてもゴルフクラブの調整してるんだろうな・・・。
ゴルフ業界って、有名メーカーだから、あの有名プロが使っているのだからと僕たちアマチュアは洗脳されていますが、プロが使っているシャフトでもヘッドでも僕たちが使っているものと全然違うというのはあまり知られていない・・・・。あのツアーで優勝したあのプロが使っているから、あのクラブはすごいんだ!というような宣伝をするけど、メーカーのロゴやシールを貼っているだけど、実物は他の工場で作ったもの(例えば三浦の工場で作ったものだったりするわけ)
僕も技術職と言われる仕事をもう何年もしていますが、好い加減な仕事をすれば、いくらお客さんが素人だからといっても、それはおもずと分かることというのが分かっていないところが多いと思う。
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